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AGAの代表的な治療薬 【フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル】の効果と副作用

      2020/03/07

< 目 次 >

 
 

■ 代表的な「AGA」治療薬とは?

 
さて、複数ある薄毛ハゲ症のうち最も多いのが「AGA (男性型脱毛症)」といわれています。

「AGA」とは、AndroGenetic Alopecia アンドロジェネティック アロペシアの略)

世の男性陣の5人に1人(約90%以上)はこの「AGA(男性型脱毛症)」にかかっていると言われていて、決して珍しい疾患ではありません

この疾患は思春期以降から始まり進行性のある薄毛ハゲ症で、何もせずに放っておくとゆっくりと、でも確実に男性の前頭部と頭頂部の頭髪が薄くなって、最後には後頭部と側頭部を除いて頭から一切の髪の毛は消え失せてしまうという、とてもやっかいな薄毛ハゲ症なのです。

でも、昔と違って今はその発症メカニズムが科学的・医学的にほぼ解明されて、そこから高い確率で回復できる「治療薬」が生み出されてAGA改善へ大きな成果を出しています。
 
 
安心してください!
今は画期的な「治療薬」が開発されています!!

 
 
その治療薬とは「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」という三つの薬効成分がそれぞれ個々に三種類の治療薬として開発され、脱毛を防ぎつつ新たな髪の毛の発毛・育毛に貢献しています。

なお「ミノキシジル」は薬効成分の名前であって薬品名とは違います。

上記の「フィナステリド」と「デュタステリド」の薬効成分は厚生労働省の認可を受けています。でも「ミノキシジル」に関しては内服薬と外用薬の二種類あって、厚生労働省が発毛育毛の薬効として認可しているのは外用薬のみです。内服薬については認可をしていません。

※「フィナステリド」を薬効成分とする正規品治療薬が「プロペシア」です。
※「デュタステリド」を薬効成分とする正規品治療薬が「ザガーロ」です。

 
「AGA」は男性ホルモンの変容により発症します。

その発祥メカニズムを簡単に言えば、男性ホルモン「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という還元酵素と結合することで、髪の毛の発毛育毛にマイナスに作用する男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(以下、DHT)」に変容してしまいます。それが毛乳頭に影響を与えて毛母細胞の細胞分裂を減退させて発毛育毛を抑えていくのです。やがて脱毛していきます。

これをヘアサイクルの面で言うと、「AGA」に侵されるとヘアサイクルに乱れを生じて、本来なら2~6年ある髪の毛の正常なヘアサイクルが数か月から1年の短い期間で成長期を終えてしまいその繰り返すことで次第に薄毛ハゲ症に繋がっていくのです。

この発症メカニズムが解明された結果、現在ではAGAに対する治療法は男性ホルモン「テストステロン」をAGAの発症につながる悪玉男性ホルモン「DHT」に変えてしまう「5αリダクターゼ」という物質の働きを抑えるという方法が最も合理的だとされています。

「5αリダクターゼ」の働きを抑えることによって「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変容するのを防ぐのです。この働きをする成分が「フィナステリド」「デュタステリド」というわけです。

これらの成分は主にヘアサイクルを正常に戻し脱毛を防ぐ働きを示します。そういった意味で【守りの治療薬】といえます。だから、決して発毛効果を期待する治療薬ではないけど、ヘアサイクルを正常化するということである程度の発毛効果もあるといわれています。

一方「ミノキシジル」は、もともと血管を拡張することによって血圧を下げる血圧降下剤として開発されました(日本では未承認)が、血管が拡張することで血流が良くなり毛細血管を通じて毛乳頭細胞に多くの栄養素が供給され、それによって毛母細胞の細胞分裂が活性化されて発毛促進と髪の毛の成長を促します。そういった意味で【攻めの治療薬】といえます。

以下は、個々について述べていきます。
 
 

■ 「フィナステリド(プロペシア)」の効果と副作用

 

(1)「フィナステリド(プロペシア)」の効果

「フィナステリド」は元々は1993年に前立腺肥大の治療薬(日本では未承認)としてアメリカメルク社で開発されたモノでした。でも、その後に男性の薄毛症に効果があることが発見され育毛剤としての研究もなされ、1997年に「AGA」治療薬として認可され世界的に脚光を浴びました。

日本では2005年「AGA」治療薬として承認され、MSD社[(旧)万有製薬]が「プロペシア」という名で正規品が販売されています。内服薬です。

そして「プロペシア」の日本での特許が2015年に切れて、各社は同じ効果をもつ複数のジェネリック医薬品(後発医薬品)を発売してます。
 
 
◆◆ MSD社[(旧)万有製薬]の内服薬『プロペシア』◆◆


 
男性ホルモン「テストステロン」を同じ男性ホルモンだけど発毛育毛力を減退させる「DHT」に変容させる過程で重要な働きをするのが還元酵素「5αリダクターゼ」であることはすでに述べた通りです。

その「5αリダクターゼ」の働きを阻害する働きをもつのが「フィナステリド」であり、これによってAGAに導く元凶の「DHT」の生成を抑えてヘアサイクルを正常にもどします。

ただ「5αリダクターゼ」にはⅠ型とⅡ型があって、側頭部と後頭部に多いのが「Ⅰ型5αリダクターゼ」であり、前頭部と頭頂部に多いのが「Ⅱ型5αリダクターゼ」といわれています。

そして「フィナステリド」は「Ⅱ型5αリダクターゼ」に作用してテストステロンとの結びつきを阻害するのに効果を発揮しますが、「Ⅰ型5αリダクターゼ」には効きません。

ただ、AGAの症状を見た場合、側頭部と後頭部の髪の毛が抜けていくケースもありますが、ほとんどが「Ⅱ型5αリダクターゼ」が関係して前頭部と頭頂部の髪の毛が抜けていくケースです。

だから「フィナステリド」はAGAの典型的な症状には効果を発揮する治療薬といえます。
 
 
「プロペシア」の「AGA」改善率・現状維持率は?
 
 
「プロペシア」販売元のMSD社[(旧)万有製薬]では、20歳~50歳までの健康な軽度~中程度の「AGA」症状の人を対象にプロペシア1mgを投与した場合の試験結果を公表しています。

1年間投与により 改善率58% 現状維持率40%
2年間投与により 改善率68% 現状維持率31%
3年間投与により 改善率78% 現状維持率20%

前述したように「プロペシア」の主目的は脱毛防止です。決して発毛効果を期待する治療薬ではありません。でも、ヘアサイクルを正常化するということである程度の発毛効果(改善効果)とボリューム感も増すことができるとされています。

「ヘアサイクルを正常化するということ・・・・・ボリューム感も増す」とは、どういう意味かというと、
●「なにもしなければ抜けてしまう髪の毛が抜けずに残る」
●「その抜けずに済んだ髪の毛がそのままが維持されるわけではなく太く長くそして長期間に渡って成長していく」
●「その結果、ある程度の発毛効果とともに太くて長い髪の毛が増えていきボリューム感が増してくる」

その発毛効果を上記の数値で観た場合、保険適用がない治療薬を毎日欠かさず1年間服用して改善率58%というのはどう評価すべきか?もちろんその数値は年月が経つにつれて上昇していきますが、数値自体は決して悪くはないと思います。

もちろん、改善とは髪の毛が増えるということです。ただ、この数値はごく軽度の改善も含まれていて、人によっては「確かにちょっとは髪毛は増えたけどまだまだ全然ものたりない・・・」との印象を持っている人も結構含まれているのです。

だから「プロペシア」単独で髪の毛が十分に満足できるフサフサになる人っていうのは、あまりいないということになりそうです。

でも、そんなことより注目すべき点は、例えば1年目を見た場合58%+40%=98%という数値を示していて「プロペシア」には「AGA」の進行を少なくとも抑える働きがほぼ100%あるということです。

「AGA」の恐ろしいところは進行性があるという点です。

だから、この数値は「プロペシア」がその進行性を抑える極めて高い働きを持っていることを示しているといえます。

ということで、現状から進行させない。少なくとも現状維持を今後も継続できる、脱毛をさせない、という「プロペシア」の働きは最大限に賞賛すべきモノだといってもいいでしょう。

プロペシアを服用して直ちに効果を実感できることはありません。連日服用で3ヶ月で効果が現れるケースもありますが、基本は6ヶ月間連日服用が基本となります。効果が現れる期間は個人差が大きいため最低6ヶ月間は必要と言えます。
 

(2)「フィナステリド(プロペシア)」の副作用

 
「フィナステリド」は基本的には安全な薬です。でも副作用が全くないとはいえません。

「プロペシア」の販売元であるMSD社【(旧)万有製薬】が国内で行った臨床試験では、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められました。主な症状はリビドー(性欲)減退3例(1.1%)、勃起不全2例(0.7%)等々が報告されています。

数値的には非常に小さいので危険性ある薬とはされていません。

とはいえ、可能性はゼロではありません。もし、なんらかの副作用症状が現れたら即刻服用をやめて必ず専門医に相談することが必要です。

なお、特に心配される肝機能については「フィナステリド」は肝臓から代謝(有効成分を体が利用できるように分解・合成すること)される成分なので、肝臓に負担がかかり肝機能に障害を生ずる可能性はあります。使用成績調査を行った中でも943例中2例(0.2%)に障害が認められたといわれています。

採血を行なって肝臓の状態をしっかりと観察を続けて少しでも異常を感じたら直ちに投薬を中止するなど適切な対処が必要です。

もっとも、このくらい数値では肝機能障害が多い薬という評価は、医療現場ではしないようなので過度の心配は不要です。

いずれにしても、服用は専門医の処方のもとで行うことが必要であり、専門医の指示のもと計画的に投薬を進めていけば安心です。

「フィナステリド」を服用することで精子や生まれてくる子供に障害が生ずるといった恐れはないのでその点は安心です。
 
 

■ 「デュタステリド(ザガーロ)」の効果と副作用

 

(1)「デュタステリド(ザガーロ)」の効果

「デュタステリド」も「フィナステリド」と同じで前立腺肥大の治療薬として英国グラクソ・スミスクライン社により開発されました(2009年7月日本が承認)。

でも、男性の薄毛症にも効果があることが発見されて育毛剤としての研究もなされました。今では「フィナステリド」と並んで代表的なAGA治療薬として知られています。

日本では2015年に「AGA」治療薬として認可されました。「ザガーロ」という名で正規品が販売されています。内服薬です。

なお「ザガーロ」には複数のジェネリック医薬品(後発医薬品)が発売されています。
 
 
◆◆ GSK社(グラクソ・スミスクライン社)の内服薬『ザガーロ』◆◆

「ザガーロ」には0.5mg錠のほかに0.1mg錠があります。

 
「デュタステリド」の働きは、基本的に「フィナステリド」が目指すところは同じです。

男性ホルモンに作用し「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変容させて、AGA発症に導く原因物質「5αリダクターゼ」の働きそのものを阻害することにあって「フィナステリド」と同じです。

でも、何から何まで同じというわけではありません。当然違う点が二つあります。
 
 
「ザガーロ」は「プロペシア」より高い効果を発揮!
 
 
一つ目は「デュタステリド」の方が「フィナステリド」と比べて、より高い効果(フィナステリドの1.6倍)を期待できるといわれています。つまり「デュタステリド」の方が「フィナステリド」よりもヘアサイクルを正常化してAGAの進行を抑え、より高い確率で脱毛の阻止できるということです。

二つ目は「5αリダクターゼ」のⅠ型 Ⅱ型の両方にその働きを阻害する効き目があるということです。先に述べたように「フィナステリド」はⅡ型にしか効果はありません。
 
 

 
英国グラクソ・スミスクライン社は「ザガーロ」を服用して24週間後に頭頂部の直径2.54cm円内(500円玉くらい)に直系30㎛以上の太さの髪の毛が何本増えたかを調査したデータを報告。

● プラセボ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.9本減った
● フィナステリド1mg服用して24週間後(頭頂部 直径2.54cm円内)・・・・・・・56.5本増えた
● ザガーロ0.1mg服用して24週間後(頭頂部 直径2.54cm円内)・・・・・・・・・63.0本増えた
● ザガーロ0.5mg服用して24週間後(頭頂部 直径2.54cm円内)・・・・・・・・・89.6本増えた

※髪の毛の本数は100人以上を対象に服用してもらいその平均値を出した数値です。
※プラセボとは「偽薬」のことです。患者が効き目ある成分が入っていない薬を効き目がある成分が入っているものと思って服用した場合、病気の症状が改善することがあります。これをプラセボ効果と呼んでいます。

さらに「デュタステリド」を服用した場合の「ジヒドロテストステロン(DHT)」の減少値は「フィナステリド」が73%「デュタステリド」が92%とされていて「デュタステリド」の方が高いです。

以上の数値からみても「デュタステリド」は「フィナステリド」よりも育毛効果が高くAGA治療により効果をもたらすことを示しています。

(2)「デュタステリド(サガーロ)」の副作用

 
「デュタステリド」も基本的には安全な薬です。でも副作用が全くないとはいえません。考えられる副作用も性的機能不全をメインに「フィナステリド」とほぼ同じです。

第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験において「デュタステリド」が投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、95例(17.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告されました。その主なものは、勃起不全24例(4.3%)、リビドー(性欲)減退22例(3.9%)、精液量減少7例(1.3%)であった。
日本人120例中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7%)であった。その主なものは、リビドー(性欲)減退7例(5.8%)、勃起不全6例(5.0%)、射精障害2例(1.7%)であった。(承認時)

国内長期投与試験において「デュタステリド」が投与された総症例120例中20例(16.7%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告されました。その主なものは、勃起不全13例(10.8%)、リビドー(性欲)減退10例(8.3%)、射精障害5例(4.2%)。(承認時)

「フィナステリド」と比べた場合「デュタステリド」は「フィナステリド」よりも効き目が高い反面、副作用が出る可能性は「フィナステリド」に比べて若干高いといわれています。

例えば、国内長期投与試験で勃起不全の発現率は「デュタステリド」は10.8%であるのに対して「フィナステリド」は0.7%です。またリビドー(性欲)減退の発現率は「デュタステリド」は8.3%であるのに対して「フィナステリド」は1.1%です。

なお、気になる肝機能や腎機能に対する障害の副作用については「デュタステリド」も「フィナステリド」と同様で肝臓から代謝(有効成分を体が利用できるように分解・合成すること)される成分なので、肝機能障害や腎機能障害などの副作用が発症する恐れはあります。

したがって「フィナステリド」と同様に十分な観察を伴い少しでも異常を感じたら直ちに投薬を中止するなど適切な対処が必要です。

なお、肝機能障害についての「デュタステリド」の副作用の発現率についての調査報告はありません。

ところで、元々肝機能障害をもっている患者さんに「フィナステリド」「デュタステリド」の投与を行う場合は、かなりの慎重な判断が必要になることになります。
 
 

■ 「ミノキシジル」の効果と副作用

 

(1)「ミノキシジル」の効果

前述しましたが「ミノキシジル」は、もともとは血管拡張作用による血圧降下剤として現在のファイザー製薬(米国)によって開発された薬でした。

ただ、服用した患者の多くに多毛症状が認められたので、その点に着目しAGA治療薬として新たに研究が進められ、今では「フィナステリド」「デュタステリド」と並ぶ、代表的なAGA治療薬として利用されています。

「フィナステリド」「デュタステリド」は、先に述べたように男性ホルモンに作用し、悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産出を抑える薬効メカニズムをもつ点で共通ですが、「ミノキシジル」はそのメカニズムをまったく異にします。


そもそも髪の毛が生えてくる仕組みは、まず髪の毛は大きく「毛幹部」と「毛根部」に分かれています。毛細血管から運ばれてきた髪の毛をつくるための栄養分は、毛根の底にある毛乳頭によってキャッチされ、毛乳頭の周辺に存在する毛母細胞が、その成分を下地に細胞分裂を繰り返すことで髪の毛の発毛育毛を導く仕組みになっています。
 
 
「ミノキシジル」を服用すると、まさにこの仕組みが健全に作動します。その血管拡張作用をもって毛細血管を広げ血流をスムーズにし、その血流を通じて毛乳頭に多くの栄養分を供給し毛母細胞の細胞分裂が活性化を促します。
 
もっとも、血管を拡張して血流が改善させる薬は他にもたくさんあります。でも、それらには髪の毛の発毛育毛効果はありません。

同じ血流を良くする薬で「DHT」のせいで毛乳頭を通じて毛母細胞の細胞分裂を減退してしまったのを再び元気にさせる効果をもつのは、この「ミノキシジル」だけといわれています。

では、なぜ「ミノキシジル」だけにそのような効果を発揮できるのでしょうか?

その詳細はすべて解明されてはいるわけではありませんが、「ミノキシジル」には毛母細胞を刺激、活性化し発毛、育毛を促進する「インスリン様成長因子(IFG-1)」や「血管内皮細胞増殖因子(VEGF)」などの成長促進因子の分泌を多くする作用が含まれていて、その点が他の血管拡張剤にはない発毛効果を生み出す特質すべき点があるといわれています。

ところで「ミノキシジル」に【内服薬】と【外用薬】の2種類があります。内服薬は「ミノキシジルタブレット」のことで、通称「ミノタブ」と呼ばれています。

「現在、厚生労働省の認可を得ている「ミノキシジル」は患部に直接塗るタイプの【外用薬】だけで、それは第一類医薬品に指定されているので薬剤師のいる薬局で購入することができます。代表的な外用薬としては大正製薬のリアップです。

「なお、最近では、増毛剤「スカルプD」で有名な東亜薬品工業(株)からミノキシジル5%配合の発毛剤「スカルプD メディカルミキノ5」が発売されました(2018年8月から販売)。実に「リアップ」以来19年ぶりに「ミノキシジル」配合の外用薬が発売されたことになります。

それに対して、飲むタイプの【内服薬】の方は厚生労働省の認可を得ていません。ただ、専門医が院内処方することができてAGAクリニック、皮膚科、美容クリニックなどでそれぞれ独自に処方されています。
 
 
◆◆ ファイザー製薬のミノキシジル内服薬『Noxidil Forte Tablets』◆◆
 
◆◆ 大正製薬のミノキシジル外用薬『リアップ』◆◆
 
 
■下記の図表数値は、販売元の大塚製薬がミノキシジル5%含まれた外用薬「リアップ5X」を52週に渡って長期投与試験した発毛効果について被験者の印象を公表したものです。

上記の表は大正製薬「リアップ5X」の長期投与試験結果を表したもの

 
最初の1か月(4週間)では、まだ見ての通りほとんど効果はでていません。

目に見える形で効果が現れる始めるのは、だいたい4か月目(16週間)あたりから【少し良くなった】【良くなった】【非常に良くなった】合わせて5割超えの約7割の人が総じて良くなったとの印象をもつことができます。

投与開始から半年(24週間)を経過すると約8割の方が発毛効果を実感して、1年を経過すると約9割の方が発毛を実感しています。

ただ、そもそもの個々人の体質が影響します。投与する直前の被験者の薄毛症状はどの程度か、薄毛になってどのくらいの月日が経っているか、によって発毛するまでの期間も含めて結果の出方に個人差が出るのは仕方がないことです。

人によって満足感も異なってきます。薄毛・ハゲ状態が完全に解消しなければ満足しない人もいれば、薄毛・ハゲ状態がちょっとでもわかりづらくなれば満足するという人もいます。

【非常に良くなった】というのは、傍から見て薄毛だと全然わからないレベルまで改善したことを意味します。ここまでくればほとんどの人は満足だと思います。

【少し良くなった】は「確かに以前よりは発毛が叶ったけど、まだまだダネ・・・・」というレベルです。【良くなった】は「以前よりは発毛が叶ったのは明白だけど完璧じゃないネ・・・・」というレベルです。

思うに【非常に良くなった】というレベルまで達するのは、1年(48週間)くらい経っても約10%前後で意外に少ないですが、とはいえ、ミノキシジルを取り組んでもらった人の90%を超える人で効果が出るとの実感を得たというのは非常に良い結果だと思います。

【非常に良くなった】というレベルも月日が経過するにつれて増えてくる可能性は十分あり得ます。

ミノキシジルで「内服薬」と「外用薬」とではどちらが効果があるのか?

もちろん、外用薬のミノキシジルも効果はあるんですが、外用薬の場合有効成分が吸収されにくく飲み薬の内服薬と比べるとどうしても薄毛改善効果はゆるやかで限定的になるといわれています。

それに対して内服薬の場合は有効成分の吸収率が高いので、外用薬よりは早期にしかもかなりの効果があるといわれています。ただ、後から述べますが「内服薬」は副作用のリスクを伴うことになりその使用には慎重を要します。

一方、外用薬は副作用は内服薬と比べてずっと少なく、医療機関を受診することなくドラッグストアや通販などで簡単に入手できる手軽さがあるので、その点が大きなメリットといえます。でも、第一類医薬品に分類されているため薬剤師による処方が必要です。

だから、購入店には薬剤師がいる必要があり、通販は送られてくる薬剤師からの薬の情報提供に関するメールに返信をしないと商品が発送されない仕組みになっています。

ところで、ミノキシジル治療を始める時期が重要です。ヘアサイクルの周期の繰り返しには当然上限があって、すでに上限に達している場合、達しつつある場合はミノキシジル治療を行っても期待する効果は表れません。このことはフィナステリド、デュタステリドでも同じことがいえます。

最後に、数値表を見ると【悪くなった】という人は終了時に突如2%現れています。ほかの要因が関わっているのかわかりませんが、この点をどう解釈していいのか不明です。
 

(2)「ミノキシジル」の副作用

●「ミノキシジル外用薬」の副作用

外用薬での副作用の発生頻度は決して高くはありません。低いです。

低い中でも特に多いとされる副作用は「かゆみ・かぶれ」「発疹」「皮膚が赤くなる」といった皮膚トラブルです。

そもそも人間の皮膚には外から侵入する有害物質を防ぐバリア機能が備わっています。

私たちはこのバリア機能のおかげで無事にいるわけですが、かえってこの機能のために先に述べたように塗るタイプの外用薬の成分の吸収率が低くなってしまうのです。

ただ、頭皮が荒れたりしてそのバリア機能に障害を生じている場合には、必要以上に吸収されてしまいかねないので副作用が生じやすくなるのです。

もっとも、外用薬は内服薬のように飲んで成分が全身に巡っていくわけではないので、使用方法を遵守している限り、頭痛、めまい、胸痛、心拍数の上昇といった全身に症状がでる副作用は考えにくいといえます。

でも、まったくゼロというわけではなく、一応「リアップ」の添付文書にはその旨の可能性を説いています。特に心臓や腎臓に持病がある人は要注意といえます。

いずれにせよ、何らかの副作用が現れたときは、直ちに使用を止めて薬剤師や専門医に相談をすべきです。
 

●「ミノキシジル内服薬」の副作用

ミノキシジルは繰り返しますが、もともとは高血圧治療薬で血管を拡張させて血圧を下げるための薬です。ただ多毛症の副作用があることでAGA治療薬としてもどうかということで開発が進められた経緯がありますが、あくまでAGA治療薬として認可され製品化されたのは外用薬としてのみです。

内服薬としても薄毛を改善してかなりの発毛効果があるとされても、内服薬をAGA治療薬として認可している国は日本だけでなく他の国にもありません。

したがって、内服薬は市販で購入することはできません。手に入れるためにはAGAクリニックの処方による入手か、個人輸入等で入手するしかありません。

ただ、個人輸入で入手できるミノキシジル内服薬のすべては血圧降下剤であり、効能書きには発毛育毛に効果があるとは一言も書かれていません。

だから、個人輸入で手に入れる人は血圧降下剤のミノキシジルを勝手に発毛育毛剤として服用しているということになります(適用外使用)。

もともと高血圧治療薬を発毛効果が高いという一言でAGA治療薬として使用するわけですから、考えてみればちょっと恐いですよね。購入価格は安価で済みますが、偽薬もありますし安全性が担保されません。

ミノキシジル内服薬の問題点は、AGA治療に効果は高いけれど副作用も多いということです。

ミノキシジル成分の含有量が多ければ副作用も多くなりうるのは容易に想像できますし、その成分が内服薬ということで血流を通じて全身に巡っていくならば副作用も強くなることも想像できます。

副作用の一番手は多毛症になるということです。頭髪のみならず全身にその傾向が現れます(指毛、眉毛、腹毛、背中毛、すね毛など)。頭髪以外は余計な効果ですが、そもそも多毛症を生じることがミノキシジルの発毛育毛効果を見出すきっかけとなったわけだから、この点はしょうがないでしょう。

それよりも、一番注視すべき点はミノキシジル内服薬はもともと血圧降下薬ということで、その降下作用が頭痛、めまい、ふらつき、動悸、息切れ、顔のむくみを招く恐れがあるということです。

もっとも、高血圧治療で使用するミノキシジルの用量は50mg~100mgとされているのに対し、AGA治療で使用するミノキシジルの用量は最大でも10mg程度であり、後者の方がはるかに少ない量でなので、高血圧症を患っていない健常者がAGA治療としてミノキシジルを服用した場合の副作用の発生率はかなり少ないとはいわれています。

※ミノキシジルは2.5mg錠、5mg錠、10mg錠があります。AGA治療薬として使用する一般的な服用量は1日1回または2回、1日5mgを服用するのが基本です。ただ、効果が薄い場合は10mgまで増量することが一般的です。

 
ても、普段から高血圧症で血圧降下剤を飲んでいる人は要注意です。ミノキシジル内服薬を飲むことで二重に血圧が下がってしまい危険な状況を招きかねないからです。もともと生来に低血圧な人も血圧が下がりすぎてしまい危険があります。

それからアルコールと一緒に飲むのもやめた方がいいです。これもミノキシジルの血圧降下作用が関係してきます。

そもそも、アルコールと血圧との関係は単純ではなくその作用は誠に多様です。

心臓の働きを強めたり、逆に弱めたりすることもあるし、長期間飲み続けて飲酒量が増えていくと血圧は上昇し高血圧症の原因になるといわれています。ただ、一般的には飲酒後は血圧が低下するのが普通です。

飲酒によって顔が赤くなるのは血管が拡張している表れであり、そういう人は血圧が低下しやすいです。

そういう人がアルコールと一緒に飲むと血圧降下作用が二重に働いてしまう恐れがあって危険な状態になりかねないから避けるべきです。

さらに、アルコールもミノキシジルも肝臓が分解・合成する成分であり、それによって肝臓に負担がかかって肝機能障害を及ぼす恐れもあります。

以上、ミノキシジル内服薬は服用することで副作用を生ずる恐れがあるということはどうしても無視することはできません。よって、その危険性を鑑み先に述べたように内服薬をAGA治療薬として承認している国は世界中どこにもないのです。

承認されていないということは、薄毛に対する効能・臨床データがないということです。

こういったことが関係しているためか、日本皮膚学会が作成した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、AGA治療薬として「フィナステリド内服薬」「デュタステリド内服薬」「ミノキシジル外用薬」については【推奨度A】と最高評価を出していますが、「ミノキシジル内服薬」については【推奨度D】を示しています。

【推奨度D】というのは、ミノキシジル内服薬をAGA治療薬のために使用することを推奨しない、お勧めしないということです。
 

~男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版~

とはいっても、ミノキシジル内服薬は、現在もっとも発毛育毛効果の高いAGA治療薬であるのは確かです。

でも、だからといってミノキシジル内服薬を個人輸入で入手し使用するのは非常に危険であり、それは避けた方がいいです。

となれば、どうしても使用してみたいのであれば、AGAクリニックなどAGA治療を専門に行っている専門医による処方で手に入れるのが最も良く安全度も高いといえます。

専門医であるがゆえに、ミノキシジルを熟知しているはずだし患者個人々に対し最も効果があって副作用が出にくい処方を提示してくれるはずです。

きちんと投薬前の検査、投薬後の経過観察も当然怠りなくやってくれて、もし副作用が出たとしてもすでに実績ある適切な処置もしてくれるはずです。
 
 

■ 「フィナステリド」と「ミノキシジル」の併用OK?

 
「フィナステリド」と「ミノキシジル」とはそれぞれ効果を及ぼす場面、つまり効果を及ぼすメカニズムが異なります。

「フィナステリド」は男性ホルモンに作用し「Ⅱ型5αリダクターゼ」の働きを阻害して、育毛にマイナスに作用する悪玉男性ホルモン「DHT」の生成を抑えて乱れたヘアサイクルを正常に戻します。

一方「ミノキシジル」はその血管拡張作用によって良くなった血流を通じて毛乳頭に多くの栄養分を供給し毛母細胞の細胞分裂が活性化を促します。それとともに、他の血管拡張剤にはなに発毛育毛に必要な複数の成長促進因子の分泌量を多くするという特別の作用を持っているといわれています。

このように、メカニズムが違うからこそ十分に両者の併用は可能であり相乗効果をもたらすといわれています。

例えば「ミノキシジル」は単独でも非常に高いレベルで発毛育毛効果を導きますが、AGAの原因物質の「DHT」の分泌量が多くてなかなか「ミノキシジル」単独では意図する効果がでない場合は、先に述べた「フィナステリド」の「DHT」抑制効果を期待して両者の併用を考えてみるのも一つです。

なお、さらに「フィナステリド」より高い効果を期待できる「デュタステリド」と/ミノキシジル」を併用することで発毛効果はさらに高まるとされています。

いずれにしても、併用するか否かは専門医の判断を尊重することが必須です。
 
 

■「AGA」治療のこれから・・・

ところで、現時点では「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」は、AGA治療薬としてこれ以上のものはありません。特に前2者は、AGAの発病メカニズムが解明された結果をもとに開発された治療薬ですから、「AGA」が悪玉男性ホルモン「DHT」と関係が高いことは間違えないでしょう。

でも「DHT」が唯一のAGA発症の原因物質であるとはいえません。つまり、AGAの発症メカニズムが完璧に解明されたとはいえないのです。

だからこそ、現在では「AGAは完治する」ということはなく、これらの治療薬の服用をやめたらAGAは再発するといわれています。思うに、これからさらにすみずみまで発症メカニズムが解明されて、新しい治療薬が開発されAGAは完治する疾患という状況まで持って行けるかもしれません。

例えば、同一人物のハゲている部分の頭皮組織とまだ髪の毛のある部分の頭皮組織を遺伝子解析した結果、ハゲている部分の頭皮組織には「プロスタグランジンD2」というたんぱく質が過剰に多いということが分かっています。今後はこの「プロスタグランジンD2」がAGAとどのような関係に立つのかを研究することによってAGA完治の可能性を探ることができるかもしれません。
 
 

■「AGAクリニック」おすすめランキング

 

 
進行性ある「AGA」に徹底的に抗っていこうと考えるならば「AGA」に関して最新の治療法を備えている「AGAクリニック」がオススメです。

どの「AGAクリニック」でも「無料カウンセリング」を設けているのが通常です。巷で売っている発毛剤育毛剤を使って全然効果が出なかった人は、少なくとも無料カウンセリングを受けて話だけでも聞いてみるのをオススメします。

カウンセリングでは、あなたの毛根・頭皮の状態を更に詳しく見るため、頭皮チェックを行って、あなたに合った薬や治療内容、そして一番の関心事の一つである費用の面をも含めて貴重な情報を詳細に説明をもらえます。

今まで考えもしなかった髪の毛に関する知識や髪の毛に対する考え方、向き合い方を得ることもできます。

各々「AGAクリニック」はそれぞれ特徴をもっているので、目星をつけた「AGAクリニック」の複数の無料カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれません。

無料カウンセリングを受けたからといって、正式に治療をお願いしなければいけないなんてことはありません。十分に検討してからお願いするか否かを決めることができます。お願いしなければ無料で終了です。

下記の「AGAクリニック」では一応順位はつけましたが、どれも甲乙つけがたいものをもっていると当サイトでは評価している「AGAクリニック」です。よろしければ参考にしてみてくださいね。

 

●無料カウンセリング実施
●治療院は東京。但し遠隔診療(TV電話診察)で全国カバー。
●診療は予約制
●初診 再診料 TV診察料0円 血液検査3000円(TV5000円)
●プロペシア(1箱28錠)5500円

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「AGAヘアクリニック」は、2016年開院の新しいAGAクリニック。スマホによるテレビ電話によるオンライン遠隔診察ができるため、地方在住でも自宅にいながら診察や治療薬の処方を受けられます。また、東京千代田区の本院では来院から会計まで完全個室で対応のためプライバシーに配慮。費用はほぼ標準的で明瞭会計。

 

●無料カウンセリング実施
●治療院は全国5か所
●診療は予約制
●初診 再診料0円 血液検査5000円(1回)
●プロペシア(1箱28錠)初回価格3980円 2回目以降6000円

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「ヘアジニアス」では、発毛を最終目標とする「ヘアジニアプログラム」という独自の治療方法を採っています。これは一人一人の実情に合わせることができるオーダーメイドのタブレット(内服薬)とリキッド(外用薬)を処方し、食生活からシャンプーの仕方まで生活習慣全般を親身に指導していくので4ヶ月で発毛実感率99%という実績を維持します。

 

●無料カウンセリング実施
●治療院は全国51院(提携院も含む)。
●診療は予約制
●初診料0円 再診料0円 血液検査0円(ベイシックプラン)
●プロペシア(1箱28錠)初回価格4200円 2回目以降7000円

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「AGAスキンクリニック」は、発毛・育毛治療に特化した医院で業界最大手のAGAクリニックです。全国各地に展開していて提携院含めて51医院にのぼります。脱毛を防止するだけでなく発毛も希望される方には、AGAスキンクリニックではオリジナルの治療薬があります。さらに効果を促進するために様々な特別な施術を備えています。

 

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